写真ページの取扱い

もともと、この雑誌は自分で撮った写真をなにかに活用できないかという思いからスタートしているので、写真ページというのは、もっとも重要な構成要素ということになります。しかし、本当にいままであれこれと沢山写真を撮ってきたので、どんなテーマで、どんな写真を掲載しようかと考えるとなかなか考えがまとまりません。

今回は旅（その前哨戦）をテーマにしているので、それに見合った写真をメインに採用することになりますが、それでも、旅にまつわる様々な事や物を取り上げると、派生するものが多すぎて、どんどんテーマは膨らんでいってしまいます。

限りあるページ数なので、どれだけ散文的にならずに、自分の好みの写真を掲載できるか。場合によっては相当取捨選択が必要になるのですが、それが結構面白いわけですが、一方で、なんか残念な気持ちも掻き立てられます。ページをふんだんに使えて、いろんな写真を掲載できるのだったら、ああ、これも、あれもということになるのでしょうけれど、やっぱり自分で撮った写真はどんな写真であっても（たとえ、人からみたらなにこれ？と思うような写真でも）愛着がありますから、選択肢から漏れるとちょっとだけ悔しい気持ちになります。

今回は、昔使っていたフィルムカメラを取り上げて、それで撮った写真を三枚掲示予定です。他にも掲載したい写真は沢山あるんですけれどね。

取捨選択で悔しいとか残念な気持ちもありますが、掲載する写真を選んで、それをレイアウトして、キャプチャーを付ける作業は、それでも、やっぱりあれこれずっと続けていたい面白い作業です。